まつど応援ゆるキャラに「松戸さん」

応募617点から選出、3月着ぐるみデビュー

 松戸中央ライオンズクラブでは、このほどデザインを公募してきた「まつど応援マスコットキャラクター(ゆるキャラ)」の最優秀作品を発表した。選ばれたのは、市内在住の吉池沙羅さん(19)がデザインした「松戸さん」(=写真)で、今後着ぐるみを製作し、来年3月頃にお披露目を予定している。

最優秀作品に選ばれた、ゆるキャラ「松戸さん」の写真▲最優秀作品に選ばれた、ゆるキャラ「松戸さん」

 まつど応援マスコットキャラクターは、市制施行70周年を記念し、市のさまざまなイベントや観光キャンペーン・ボランティアなどでの活躍を通じて市を応援することを目的に募集されてきたもので、応募には全国から617点の作品が寄せられた。

 応募作品はまず、同クラブ内に設置した「まつど応援ゆるキャラ委員会」の審査を経て、採用作品候補が21点選ばれ、松戸駅西口デッキ上で行った市民審査(投票)、同クラブメンバー全員による審査、さらに本郷谷健次市長ら選考委員による最終選考により、最優秀作品1点と優秀作品2点が決定した。

 最優秀作品に選ばれた「松戸さん」は、スーツ姿のサラリーマン風のおじさんで、その顔の輪郭と表情が松戸の2文字で構成されている。同クラブでは、その選考理由として、松戸さんが「真面目で実直、一生懸命に働く市民」の姿を連想させ、そんな普通の人を主役としたまちづくりを応援していくことがクラブの活動趣旨に合致していること、また市民審査で多くの支持を得たことなどをあげている。

 なお、商標登録や着ぐるみ製作等の関係から、「松戸さん」のデザインや愛称は多少変更する場合もあるとしている。