ドキュメンタリー映画

SAYAMA

みえない手錠をはずすまで

来月26日に上映会とお話

 1月26日午後1時30分から、松戸市勤労会館3階ホールでドキュメンタリー映画「SAYAMA みえない手錠をはずすまで」の上映会が行われる。

ドキュメンタリー映画「SAYAMA みえない手錠をはずすまで」の写真

 1963(昭和38)年に埼玉県狭山市で起きた女子高生誘拐殺人事件で犯人とされた石川一雄さん(74)は50年間無実を訴え続けている。この事件には様々な不自然な証拠がある。例えば、石川さんが書いたとされる脅迫状の存在。石川さんは当時読み書きができず、字を覚えたのは獄中だった。犯人逮捕を焦っていた当時の警察の状況や、差別の問題が背景にあると言われている。石川さんは後に支援者だった早智子さんと結婚。「無実を証明して中学校に行きたい」と話している。 この映画は3年間、石川さんと早智子さんに寄り添い作られた。監督は金聖雄。

 上映の後には、石川さんと早智子さんのお話も。参加費は1000円(中・高生500円)。問合せは、
電話 343・3803狭山事件にとりくむ東葛住民の会、神林さんまで。