松戸市が「市民参加型街頭防犯ネットワークカメラ設置計画」

 松戸市では、市民や事業者などが月額2千円程度を負担した上で敷地内に防犯カメラを設置し、ひったくりや空き巣などの犯罪が発生しやすい住宅街等の治安向上を図る「市民参加型街頭防犯ネットワークカメラ設置計画」を進めている。

 市では、平成15年度から防犯カメラの整備を開始し、平成24年度末までに、主に駅周辺の繁華街や犯罪者の侵入逃走経路となる主要幹線道路に116台の防犯カメラを整備しているが、行政で直接設置可能な防犯カメラの数には限界があることから、住宅街への防犯カメラの設置に市民・事業者等へ協力してもらおうというのが今回の計画だ。

 撮影した画像データは、設置者が契約しているインターネット回線を経由してシステム管理サーバーに送信され、一定期間保管される仕組みだが、設置者も画像データを閲覧することはできず、犯罪捜査で警察から要請があった時のみ開示されるという。