松戸よみうりロゴの画像

▲ バックナンバーメニューに戻る ▲

バックナンバータイトル709号

松戸この1年を語る

記者が見た、聞いた2009年

スペース
スペース 松戸駅西口で舌戦を繰り広げた岡田氏と麻生氏(左下)

▲松戸駅西口で舌戦を繰り広げた岡田氏と麻生氏(左下)

今年も残すところ3週間。押し詰まってきました。2009年はどんな年だったのか?いつものように、弊紙記者の戸田照朗と竹中景太が振り返ります。

松戸駅西口で舌戦を繰り広げた岡田氏(上)と麻生氏 スペース

>>2009年の出来事(ここをクリック)

   ◆  ◆

竹 まず松戸の話題から。どんなことが記憶に残っていますか。

戸 今年は、昨年起こった大きな問題が、2つ解決したね。「関さんの森」の道路問題と、千葉大園芸学部の移転問題。

竹 「関さんの森」は、昨年暮れに川井市長と関美智子さんの会談が実現して、解決に向けて動きだしたんですね。

戸 双方に誤解もあって、ちょっと雲行きが怪しくなってたんだけど、あれで誤解が解けた。本当に強制収用になるのかと、内心ヒヤヒヤしたよ。

竹 今年の9月に覚書に調印して、正式に強制収用はなくなりました。

戸 今後は樹齢225年を超えるケンポナシの移植などが課題になるね。

竹 千葉大園芸学部の移転については、7月まで悲観的な見方も出ていましたが、残ってくれることになってホッとしました。

戸 松戸に残る貴重な緑だからね。市も遅ればせながら、特別保全樹林地区に指定したし。

スペース

竹 100周年の記念事業もどうなるかと思いましたが、無事に行われたみたいです。

戸 与謝野晶子の歌碑も建ったしね。

竹 園芸学部は明るい話題もあった反面で、4年生の女性が強盗殺人の犠牲になったりと、痛ましい事件もありました。

戸 英国人女性の死体遺棄容疑がかけられている市橋容疑者も卒業生だしね。

竹 未解決の問題もあります。市立病院の移転・建て替え問題では、市議会が紛糾しました。

戸 紙敷の土地の購入や、設計業者の選定など、市は着々と準備を進めてるね。

竹 今の病院がある北松戸の住民や市議会にも根強い反対意見がありますから、この問題は来年も続くでしょう。

戸 3月でおはなしキャラバンが廃止になったね。キャラバンにかかる費用が図書購入費を上回るまでになり、弊紙で疑問を呈したこともあった。でも、キャラバンをなくした分のお金で図書館を充実させてもらわないと、なくした意味がないと思う。ただのリストラに終わらせないでほしい。

▲ バックナンバーメニューに戻る ▲

スペース

市と関さんが調印

▲市と関さんが調印

与謝野晶子の歌碑除幕

▲与謝野晶子の歌碑除幕


男女とも関東駅伝に

市立松戸高校陸上部

スペース
スペース

 

関東高校駅伝に出場した市立松戸高校陸上部(男子)

▲関東高校駅伝に出場した市立松戸高校陸上部(男子)

 

関東高校駅伝に出場した市立松戸高校陸上部(女子)

▲市立松戸高校陸上部(女子)

スペース

20日に京都で行われる全国高校駅伝の選考会をかねた千葉県高校駅伝(先月7日)に市立松戸高校が出場。男子は3位、女子は6位に入り、そろって関東高校駅伝(先月21日)に出場した。結果は、男子が12位、女子は43位に終わった。男子は、全国大会が第60回の記念大会となるため、県で優勝した柏日体のほかに、関東で優勝した埼玉栄(北関東地区代表)と5位の藤沢翔陵(南関東地区代表)の3校が出場する。女子は県で優勝した成田が出場を決めた。

スペース

市松は県駅伝で、男子は1区の吉川修平君(3年)が区間3位の好走を見せると、その勢いを継いだ2区山崎渉君(1年)が3位をキープして3区中島慎君(3年)へ。中島君は区間2位の走りで、チームを1位に押し上げた。

その後も、4区大澤駿雄君(同)が区間5位、5区宮崎駿人君(2年)が区間8位、6区山崎歩実君(同)が区間4位、7区柴田裕貴君(同)が区間5位と、コンスタントな走りを見せたが、4区から6区は総合2位、アンカーの7区で3位と順位を下げた。

優勝した柏日体は2、3、5区で区間賞、2位の八千代松陰は6、7区で区間賞を獲得するなど、市松を上回った。
全国への可能性を残した関東駅伝では、1区の吉川君が18位と出遅れると、最後まで波に乗れないまま12位でゴールした。

部長でもあった吉川君は「去年も1区でブレーキ。自分としては失敗で始まり、失敗で終わってしまった。部長としては、うまくいかないときも、仲間が助けてくれ、いい経験ができた。来年は部員数が減るが、後輩たちには自分たちが達成できなかった全国を目指して、あきらめずに挑戦してほしい」と話した。

女子は、県駅伝では、1区渡邊理奈さん(3年)が区間3位と好スタート。2区佐野涼子さん(2年)が区間8位で4位に後退。3区石川ゆかりさん(同)が区間10位で総合7位と順位を下げたが、4区落合里保さん(1年)が区間7位で、関東出場圏内の総合6位に戻し、5区の関口南さん(3年)が区間7位の走りで、6位圏内をキープしてゴールした。

関東駅伝では、1区の渡邊さんが体調不良から36位と出遅れると、波に乗れず、43位に終わった。

主将の渡邊さんは、「(陸上を続けないので)人生最後の駅伝が関東だった。お世話になった方々への感謝の走りを目標にしていたが、レース前にカゼをひき、自分の体調管理で台無しにしてしまった。本当に悔しい。1年チームをひっぱってきて、まとめる難しさを感じた。来年は人数が少ないが、絆(きずな)の強いチームになってほしい」と話した。

【戸田 照朗】

▲ バックナンバーメニューに戻る ▲


<<<トップページへ戻る

相模台が8年半ぶり優勝

市ジュニアソフト決勝トーナメント

 

松戸市ジュニアソフトボール連盟(綿内功会長)主催による、市長旗争奪「第68回松戸市ジュニアソフトボール連盟大会」(松戸よみうり新聞社後援)は先月29日に決勝戦が新松戸西小で行われ、相模台が古ヶ崎二丁目を4―2で破り、第51回大会以来8年半ぶり、8度目の優勝を果たした。

スペース
スペース

8年半ぶり8度目の優勝を果たした相模台

▲8年半ぶり8度目の優勝を果たした相模台

序盤は古ヶ崎ペースで展開。古ヶ崎は2回表、レフト前ヒットで出たランナーが2塁へ盗塁。宝田巧君(5年)が、レフト前にタイムリーヒットを放ち、1点を先制した。古ヶ崎は続く3回にも、相模台の守備の乱れをついて、高田昌弥君(同)がランニングホームランを放ち2点目。

一方の相模台は時折快音を響かせながらも野手の正面への飛球など不運もあり、3回まで三者凡退が続いた。

4回裏、野田大誠君(6年)が四球を選び1塁へ。続く井芹直豊君(同)の打球をセカンドが弾き、1、2塁に。ワイルドピッチで2、3塁とした後、日暮千敬君(同)がセンター前ヒットで1点を返すと、小牧健太君(同)の打球がサードへの内野安打となり、同点とした。

続く坂井亜侑美さんがセンターへの犠牲フライを放ち、サードランナーがタッチアップで帰って、勝ち越し。さらに、沖美織さん(同)がセンター前へタイムリーを放ち4点目を加えた。

古ヶ崎は5回表にもランナーを出したが、得点できずにゲームセットとなった。

ピッチャーでキャプテンの野田君は、「最後の大会で優勝できてうれしい。ピッチングは調子が良かったが、最後の打者をうちとる時は、疲れてて大変だった。絶対にうちとるつもりで投げた」。

MVPの坂井さんは「みんなで力を合わせてとれた優勝で、とてもうれしい。どちらもゆずらない戦いだったが、最後にみんなの力を一気に出せた。MVPは思ってもいなかったのでびっくりした。このチームは、やるときはやって、遊ぶときは遊ぶ、けじめのついた強いチームです」。

大内進監督(67)は、「6年生がまとまりよく、練習によくついてきてくれて、いいチームができた。逆転で勝つゲームが多く、ねばりがある。(6連覇という強い時代の後、優勝できないシーズンが続いたが)また、この感激が味わえて、辞めなくてよかったとしみじみ思う。まだまだ70までは頑張ります」と笑顔で話した。

リーグ戦の残り試合と、決勝トーナメントの結果、個人賞は次の通り。

大会10日目(11月23日)

▼西リーグ

南 部8―0陣ヶ前

▼南リーグ

相模台10―0南花島

元 町1―0三村新

大会11日目(11月27日)

▼北リーグ

馬橋中0―0ウイン

決勝トーナメント(11月29日)

▼準々決勝

松五緑1―0ウイン

古ヶ二6―2大 畑

相模台4―3ゆうか

馬橋中2―1虹の街

▼準決勝

古ヶ二4―2松五緑

相模台1―0馬橋中

▼決勝

相模台4―2古ヶ二

★個人賞

▼優秀投手賞=佐藤聡紀(ゆうかりソフトボール)、下原和輝(虹の街)、後藤賢太郎(古ヶ崎二丁目)、中田壱哉(ウイングス) ▼ホームラン王賞=奥村航也(火の見下・4本)、沢辺太一(松五・緑ヶ丘・6本)、野々下潮梨(南花島子ども会・4本)、田中大和(古ヶ崎SK・2本) ▼得点王賞=佐藤立樹(大畑ユニオン・13点)、沢辺太一(松五・緑ヶ丘・12点)、野田大誠(相模台・13点)、田中大和(古ヶ崎SK・11点) ▼努力賞=平出美穂(ゆうかりソフトボール)、藤原萌々果(馬橋中央子ども会)、徳丸理子(北松戸風の子)、磯明日美(千駄堀フェニックス) ▼MVP賞=坂井亜侑美(相模台) ▼敢闘賞=宝田巧(古ヶ崎二丁目)

【戸田 照朗】

▲ バックナンバーメニューに戻る ▲

スペース

土屋文化振興財団

今年度受賞者本市から2件

千葉県の文化振興を目的に、基礎医学、伝統芸能、音楽、演劇、絵画、スポーツなどの分野で活動する個人、団体に助成金を贈る、7土屋文化振興財団(土屋亮平理事長)の今年度受賞者がこのほど決まった。

応募30件の中から厳正な審査により選ばれたのは5件の個人・団体。松戸市関連では、日本大学松戸歯学部歯科矯正学講座の山口大准教授と、朗読会「小径の会」が選出された。山口氏は「低出力レーザー照射による過剰歯歯胚由来未分化間葉系幹細胞に対する骨形成能の検討」の研究、小径の会は「朗読CD『野菊の墓』作成のための朗読会」に助成金を生かしていくことにしている。

▲ バックナンバーメニューに戻る ▲


珠算競技大会

よみうり賞ほか受賞者

松戸第一珠算学校主催による「第93回記念珠算競技大会」(松戸よみうり新聞社後援)がこのほど行われた。大会各部の1位、また「松戸よみうり新聞社賞」の受賞者はつぎのとおり。

▽10級の部=〈総合・暗算〉中村啓人、〈読上算〉鳥山智恵美

▽9級の部=〈総合〉後藤あずみ、〈暗算〉松本樹璃夜、〈読上算〉川並仁美

▽8級の部=〈総合・暗算〉大関梨穂、〈読上算〉島倉正熙

▽7級の部=〈総合・読上算〉石田咲、〈暗算〉森田励

▽準6級の部=〈総合〉鈴木将浩、〈暗算〉藤井嶺有、〈読上算〉森勧喜

▽6級の部=〈総合・暗算〉柳館一成、〈読上算〉西村俊祐

▽5級の部=〈よみうり賞〉助川和真、〈総合〉高木隆宏、〈暗算〉本間琉美、〈読上算〉松原葵

▽4級の部=〈よみうり賞・暗算〉伊藤優紀、〈総合〉近藤駿、〈読上算〉御園生出帆

▽3級の部=〈よみうり賞〉川畑莉瑚、〈総合〉染谷瑞季、〈暗算〉大武令、〈読上算〉佐藤麗奈

▽準2級の部=〈よみうり賞・暗算〉坂井瑞季、〈総合・読上算〉越川真菜

▽2級の部=〈よみうり賞〉横田千奈、〈総合・暗算〉宮下想、〈読上算〉染谷遥香

▽1級・段位の部=〈よみうり賞〉上田栞、〈総合・読上算〉山崎桃花、〈暗算〉森井謙臣

▽最優秀賞=上田栞

▽最高得点賞=森井謙臣

▲ バックナンバーメニューに戻る ▲