「市民目線を大切に」

牧野英之新副市長に聞く

市議会3月定例会で議会の同意を得て、今月1日、前代表監査委員の牧野英之氏(62)が副市長に就任した。任期は4年間で、「本郷谷市長の下、市民目線を大切に、目配り・気配り・心配りの行政運営につとめたい」と話す。

新任の牧野英之副市長の写真▲新任の牧野英之副市長

牧野氏は1977年に市役所に入所。教育総務課長、市立病院総務課長、社会福祉担当部長、総務企画本部長、総務部長などを歴任し、2014年から代表監査委員をつとめていた。

「行政、議会、そして市民の意思疎通を図り、行政が円滑に進むように調整する」。牧野氏は副市長の役割・職務をこんな風に表現する。

本郷谷市長については「すごく真面目に、市民目線で物事を判断されている。実行力があり、良いことであれば決断を下す」と話し、そうした姿勢は職員の意識改革にも繋がり、縦割り行政ではない、諸課題の解決に役所全体で取り組む体制になっているという。

「行政課題は山積している。高齢社会を迎え、人口減により街が疲弊する問題は深刻で、潤いある、魅力あるまちを目指さなくてはいけない。そのためには、行政としてもある程度、打って出る姿勢は必要で、市民が求める、時代に沿った取り組みを進めたい。本郷谷市長の下、職員と力を合わせ、魅力的で誇りが持てるまちを目指していきたい」。