YC上本郷のタンディンさんに特別賞

外国人日本語スピーチコンテスト

18日に松戸市民劇場で行われた第25回外国人日本語スピーチコンテストで、読売新聞上本郷店(YC上本郷)に勤務するブータン出身のタンディン・ワンチュクさんが特別賞を受賞した。

応援に駆け付けた奨学生とタンディンさんの写真▲応援に駆け付けた奨学生。右から2人目がタンディンさん

スピーチのタイトルは、「日本とブータンの違いについて」。働き方や、時間の感覚、幸福感について日本との違いを話した。

タンディンさんは2016年6月に来日し、松戸市内で読売新聞を販売する㈱椎名の海外奨学生としてYC上本郷で勤務しながら、日本語学校に通っている。まだ来日して1年9か月だが、日本語検定3級も取得。来月帰国予定だ。

(株)椎名では、14年に海外奨学生制度を作り、ブータンとフィリピンから延べ15人の奨学生を迎えてきた。現在も10人が各販売店で働きながら日本語学校に通い、それぞれの夢の実現に向けて頑張っている。