寿が初優勝

第77回市ジュニアソフト

 市長旗争奪第77回松戸市ジュニアソフトボール連盟大会(綿内功会長・松戸よみうり新聞社後援)の決勝トーナメントが先月27日、新松戸西小グラウンドで開催され、寿子ども会が相模台を10 ―0で破り初優勝した。決勝トーナメントは6月29日に開催の予定だったが、雨天のため順延になっていた。

初優勝を果たした寿子ども会の写真▲初優勝を果たした寿子ども会

 1回表に寿が長短打を重ね、打者一巡の猛攻で5点を先制。2回と3回にも2点ずつを加え、最終回の5回にも1点を追加した。守っては、ピッチャーの小関駿太朗くん(6年)を中心によく守り、相手打線を無得点に抑えた。相模台は1回の大量失点が響いたのか、最後まで波に乗れなかった。

 ピッチャーで主将の小関くんは、MVP賞を受賞。「きょうのピッチングは自分なりによかったと思う。いつもより気持ちが入っていた。10得点できて気持ちがいい。秋はもっと戦力を高めてがんばりたい」と話した。

 ホームラン王賞と得点王賞を受賞した安川航平くん(同)は、「とてもうれしい。みんな盛り上がってよかった。秋にはまたみんなで打って守って勝ちたい」と話した。

 鶴岡徹也監督(50)は、「感無量です。昨季まであと一歩のところまで来ていながら負けていた。やっとひとつの輪となって、チーム力をいかんなく発揮してくれた。今の6年生は3年生の時に入り、その頃から試合に出ていた。負ける悔しさも知っている。今回はOBの分もやってくれたと思う。きょうは、試合前にいつもの通り、自信を持ってやるように話した。練習の成果を出し切ってくれました。秋には追われる立場になる。おごることなく、寿のソフトをして勝てるようにしたい」と話した。

 リーグ戦と決勝トーナメントの結果、個人賞は以下のとおり。

大会5日目(6月22日)

★東リーグ

 陣ヶ前10―0南花島

 平賀あ3―2南花島

 松ヶ丘8―1陣ヶ前

 風の子4―2平賀あ

★西リーグ

 新 作18―0千駄堀

 竜房台5―3こばと

★南リーグ

 相模台19―2中金杉

 三ヶ月6―1秋 山

 中金杉7―1古ヶ二

★北リーグ

 さつき1―1大 畑

 古ヶS11―1あじさ

 大 畑7―2八ヶ崎

 わかば2―1さつき

 八ヶ崎2―1あじさ

★決勝トーナメント

▼準々決勝

  寿 3―1虹の街

 松ヶ丘9―1三ヶ月

 竜房台8―1大 畑

 相模台3―2新 作

▼準決勝

 寿 7―0松ヶ丘

 相模台5―2竜房台

▼決勝

 寿 10―0相模台

★最終結果

 優勝=寿子ども会、準優勝=相模台、3位=松ヶ丘ライズ、竜房台子ども会、4位=虹の街子ども会、三ヶ月子ども会ソフトボール、大畑ユニオン、新作子ども会

★個人賞(敬称略)

▼優秀投手賞=長瀬慶次郎(松ヶ丘ライズ)、杉浦穂華(竜房台子ども会)、坂口公祐(相模台)、小関駿太朗(寿子ども会)

▼ホームラン王賞=澤和輝(松ヶ丘ライズ・1本)、嘉数大翔(竜房台子ども会・2本)、菅原大雅(秋山子ども会ソフトボール・2本)、安川航平(寿子ども会・3本)

▼得点王賞=長瀬慶次郎(松ヶ丘ライズ・9点)、坂田将喜(こばと子ども会・8点)、坂口公祐(相模台・12点)、安川航平(寿子ども会・15点)

▼敢闘賞=小室翔雅(相模台)

▼MVP賞=小関駿太朗(寿子ども会)