女優 大川さんら朗読会

エフエム松戸開局を支援

 17日、松戸駅東口のカフェ・ド・KAORIで「だいごろうとタマちゃん。」の朗読会が行われた。作・朗読は1980年にTBSのテレビドラマ「3年B組金八先生」パート2でデビューし、現在も女優として活躍する大川明子さん。ピアノはユネスコ平和芸術家で東邦音楽短期大学特任准教授の城之内ミサさん。城之内さんは、「3年B組金八先生」や「毎度おさわがせします」など数々のドラマ、映画、映像の音楽や主題歌を手がけてきた。フルートはオルフェウス室内管弦楽団日本公演や、東京ポップスオーケストラのメンバーとしてニューヨーク国連本部、カーネギーホール公演に出演した高桑英世さん。

左から大川明子さん、城之内ミサさん、高桑英世さんの写真▲左から大川明子さん、城之内ミサさん、高桑英世さん

 今回の朗読会は、松戸にコミュニティFM局開局を目指して活動しているエフエム松戸を支援する目的で開催されたもの。エフエム松戸は電波の認可が下りるまでの間、「ラジオポワロ」というインターネットラジオを配信している。現在は上條榮子&かっちゃんの同級生コンビがフリートーク番組を毎週水曜日に、大川明子さん率いる「あっこ・えいこ・まゆみのがんばるWoman!」を毎週日曜日に更新している。

 上條さんの中学時代の友人が「金八先生」に出演しており、その縁で大川さんとのつながりができたという。

 大川さんの書いた「だいごろうとタマちゃん。」は、大川さんの愛犬だいごろうが主人公。飼い主がもっとルールやマナーを守って犬を飼えば、虐待されたり、行政によって殺処分される不幸な犬が減るのではないか、という想いで書かれた。大川さんは子どもの頃に犬に怖い思いをさせられたことがあり、ずっと犬が嫌いだったという。愛犬家の立場だけではなく、「犬が怖い」「犬が嫌い」と思うようになった経験も物語に生かされている。城之内さん、高桑さんもともに愛犬家で、大川さんの話に共感したという。

 エフエム松戸が配信するラジオポワロは、「ラジオポワロ」で検索するか、弊紙ホームページにもリンク有り。